App Store で筋トレアプリを検索してみてください。出てくるものはほぼすべて、同じ前提に立っています。あなたは今日何をやるか知らない、だからアプリが教える、という前提です。
多くの人にとっては妥当な前提です。ただ、数年続けていて、自分の分割法が固まっている人には合いません。このずれは、何かを選ぶ前に理解しておく価値があります。アプリが道具に感じられるか、邪魔に感じられるかは、そこで決まるからです。
二つの種類
ジムアプリは、おおまかに二つに分かれます。
フィットネスアプリはメニューを作ります。目標、使える器具、経験を聞いて、プランを渡し、その通りに導きます。栄養、体組成、フィード、経過写真が付いてくるのは、指導する製品はトレーニングの合間もつなぎ止める必要があるからです。料金もそれに従います。ダウンロードは無料、その先は継続課金。プランの生成もフィードの運用も、毎月かかり続ける費用だからです。
記録アプリは、メニューがすでにあるものとして動きます。仕事は、起きたことを正確に残して、あとは引っ込んでいることです。タップは少なく、見るものも少なく、消すべき通知もありません。今日の種目が正しいかどうかは、担当外です。
差が出るのは、セットとセットの間
ジムアプリの本当の試験は、セット間の90秒です。実際に手に持っているのが、その時間だからです。
指導するアプリには、そこを埋める動機があります。ヒント、連続記録、「その調子」という通知、アップグレードの案内が入るのはここです。継続率がサブスクを支える指標だからです。
記録アプリの動機は逆です。休憩タイマーは勝手に始まっているべきで、次にタップされるまでは何もしないのが正しい動きです。
お金がどこに行くか
道徳の話ではなく、構造の話です。サブスクは、毎月お金がかかるものを支えています。サーバー、アカウント基盤、コンテンツ、プラン生成、フィード。それを使っているなら、サブスクは妥当で、たいてい割安です。
使っていないなら、触れたことのない設備に毎月払っていることになります。アカウントもサーバーも持たない記録アプリには、毎月の費用が発生しません。だから買い切りで売れます。
自分がどちらかを確かめる
簡単な確認です。理想ではなく、実際で答えてください。
- 今日やる種目を、何も開かずにもう知っていますか。
- アプリがメニューを提案してきたとき、従いますか、それとも自分のやり方に戻しますか。
- いま使っているアプリのフィード、写真、マクロを開いたことがありますか。
- 本当に見たいのは、前回の使用重量だけではありませんか。
はい、戻す、ない、そのとおり、と答えたなら、必要なのは記録アプリです。そしておそらく、フィットネスアプリに払っています。
捨てるもの
ここは正直に書きます。記録アプリを選ぶということは、いまのメニューに飽きたときに代わりのプランがなく、半年空けて戻ったときに従うものがなく、フォームを見てくれるコーチもなく、続ける力になっていた交流の場もない、ということです。人によっては、本当に痛手です。
ただし、使っていた人にとってだけです。
TabSet はどちら側か
後者です。前者を拒むところまで含めて後者です。TabSet はメニューを書きませんし、今日何をやるかも指示しません。セット数を数え、休憩を計り、前回挙げた重量を覚えていて、バーに何を付ければいいかを教えます。トレーニングは Apple Watch で進むので、スマホはバッグの中のままです。
14日間無料、その後は一度きりの買い切りです。支えるサーバーがないからです。上の質問が逆に転んだなら、指導するアプリのほうが合います。それはそれで、まったく良い結論です。
よくある質問
記録アプリはフィットネスアプリより劣るのか
どちらが劣るという話ではありません。解いている問題が違います。フィットネスアプリは何をやるかを決め、記録アプリはやったことを残します。信頼しているメニューがすでにあるなら、決める側の機能は費用だけで、見返りがありません。
決まったメニューに沿ってやっている場合も使えるか
はい、そのために作られています。TabSet ではメニューを一度ルーティンとして組むか、JSON ファイルとして読み込みます。あとは毎回 Watch から始めるだけです。
なぜ多くのジムアプリは月額なのか
サーバー、アカウント、プラン生成、交流機能を抱えていて、それらに毎月お金がかかるからです。どれも持たないアプリには、回収すべき継続費用がありません。だから買い切りで売れます。
- Apple Watch、iPhone、iPad
- リングをタップしてセットを記録。休憩は自動で始まります
- トレーニングの記録は端末の中にとどまります